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嵐の雲
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Trouble

​トラブル

どんなことにもトラブルはつきものですが、事前に想定をしておくことで揉め事を減らすことができます。やってから考えよう、も大事ですが、やる前に考えようも大事です。

●屋外でライブイベントを開催予定だったが、雨が降ってしまった。 最も多いアクシデントの一つ、「雨」。 天候や自然災害は人の力ではどうしようもできませんが、その影響を受ける会場でのイベント開催を目指すのであれば、予め対処法も検討しておきましょう。 また、雨天中止だけでなく、台風を始めとした強風時のことなども合わせて考えておきましょう。 ◯雨が降ったらどうするか ・小雨であれば決行するのか、小雨でも中止とするのか ・中止の判断は誰が何時までにするのか ・中止となった場合は誰がどの媒体でアナウンスを行うのか ・小雨決行でも出演者側が楽器の都合で出演を辞退する可能性はないか ・会場を変更して開催する可能性はあるのか ・会場が変更となった場合、演奏者の編成には影響がないのか ・中止となった場合の経費について ・別日に振替での演奏を希望する場合の経費について ◯雨の予報が出た場合にどうするか ・降水確率のパーセンテージや、降雨量で予め規定をしておきましょう ・雨雲レーダー、特に有料のものに登録しておきましょう ◯風の強さも規定しておく ・風速だけでなく、風の方向による影響なども開催までに確認しておきましょう

想定されるトラブル事例

●夏季の屋外でのライブイベント、中止の判断基準はどうしればいい? 環境省の「熱中症予防情報サイト」を参考にしましょう。 暑さ指数(WBGT)について、詳しく説明があります。 https://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php 一例として、 熱中症対策としての危険指数が規制値に達した場合は、会場を変更する。 (開催日時 24時間前におけるWBGT指数「危険指数:31℃~」) など。 ちなみに、 25未満 → 注意 25〜28 → 警戒 28〜31 → 厳重警戒 31以上 → 危険 となっています。 観覧するお客さん以上に、その場から移動できない演奏者や楽器が危険です。 設営から撤収までステージ上に置きっぱなしとなる電子ピアノなどは、直射日光や熱の影響により故障し、二度と使えなくなることもあります。

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